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 去る12月7日は、福岡国際マラソンが開催された。自宅からコースが近
 いこともあり、沿道声援にも駆けつけ、すぐ自宅へ戻ってTV観戦という
 のが毎年の楽しみだ。

 私自身、中学までは駅伝部に所属し副部長だったので、ロード走は大好き。
 走ったことのある人は判ると思うが、今でも走った事のあるコースの地図
 や沿道風景はアタマの中にはっきりと入っている。最近は近くの公園を走
 るだけなので変化に乏しく、長期計画ではフルマラソンを走りたい。

 TVでのマラソン中継で活躍するのが、コース紹介の地図。先日の放送で
 も博多湾や福博(福岡と博多)の町並みや名所が、コース上のポイントと
 一緒に紹介されていた。その場に行ったことのある人は景色を身近に感じ、
 行ったことの無い人もよく情景がわかるよう、最近では空撮と立体地図を
 組み合わせて紹介することも多い。

 現在の福岡国際マラソンのコースは、10年ほど前から都市部を走るコー
 スに変更されているが、それ以前は市の東側、干潟で有名な和白を通って
 ホークス2軍の本拠・雁ノ巣球場横から国立海浜公園・海の中道で折り返
 す風光明媚をさらに楽しめるコースだったのをご記憶の方も多いと思う。

 この以前のコースを、私は自転車でだが走ったことがある(笑)。といっ
 ても当日の選手のように「道路の真ん中」は走れないので、歩道脇を。

 理由は簡単。一流選手の走ったコースを体感することで、自分もさらにT
 Vでのマラソン観戦に同化でき、駆け引きの場所を想定することで解説も
 より楽しめるからだ。今回、勝負がついた40キロ手前の那の津通り沿い
 の道も、実際には道路に微妙な起伏のあるカ所で、自転車で歩道沿いを走
 ってもわかる。

 子供の頃から走るのは好きで、冬になると7つ下の弟を連れてよく持久走
 をして遊んだ。自分でコースを考えるのも楽しく、本格的にコースを紙に
 描いたりしたものだ。同様にミニカー等で遊ぶのに、道路や町並みも紙に
 よく描いた。自宅近くにはため池や城跡沿いの急な勾配、田んぼの間のあ
 ぜ道など、変化に富んだ「本格コースらしい」要素があり、坂を下るか登
 るかでのタイムの違いなども楽しんだ。

 今、デザインや企画を主業務とし、歴史や産業遺産としての近代絵地図に
 興味を懐いているのは、思い起こせばこれらの子供の頃からの体験が役に
 立っているし、起伏や段差などバリアを感覚的に知ることは、バリアフリ
 ーマップなどの表現や、企画を多角的に立案する訓練になっていた。

 好きなことは続けることで経験を豊富にし、知識を深くする。
 私の例に限らず、今自分がやっている仕事に知らず知らずに役立っている
 のに気づくことは、一年の総まとめのこの季節には良いかもしれない。
 
                            Write: 益田
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