廣滝水力電気(1908年)

1906(明治39)年、佐賀県に設立された広滝水力電気は、博多電灯(太田清蔵社長)の取締役に名を連ねていた佐賀の牟田萬次郎が計画し、伊丹弥太郎ら
佐賀県を代表する財界人が発起人に名を連ねた。筑後川水系の城原川(現・神埼市脊振町広滝)に1908(明治41)年10月、総出力1,000キロワットの広滝発電所が竣工。
同発電所は後に九州電力広滝第一水力発電所(現役で稼働する九州最古級の煉瓦造り水力発電所)となった。広滝水力電気は1910(明治43)年9月に九州電気となり、
さらに1912(明治45)年6月、九州電気と博多電灯軌道が合併し、福岡・佐賀両県にまたがる「九州電灯鉄道(のち東邦電力)」が誕生しました。
このページでは、発電所の竣工からわずか2年弱で消滅した「広滝水力電気」の当時の貴重な写真をご紹介します。


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広滝水力電気・佐賀市寺町配電所
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH01
広滝水力電気・佐賀市唐人町廣滝水電本社
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH02
広滝水力電気・発電所並び鉄管線路
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH07
広滝水力電気・発電所(現・九州電力広滝第一発電所)
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH05
広滝水力電気・発電所内部
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH06
広滝水力電気・水路取入口
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH03
広滝水力電気・制水タンク
1908(明治41)年頃 所蔵:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH04
参考写真:九州電力広滝第二発電所遠望
2017(平成29)年7月 撮影:アソシエ地図の資料館
写真No. SHTH00

 

 


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