昭和26年、発展著しい頃の都城市の記録。懐かしい町並み。
 大正の広重と呼ばれた鳥瞰図絵師・吉田初三郎は、戦時下での鳥瞰図制作禁止(軍事上のスパイ行為にあたるため禁止)を経て、終戦前後は熊本・佐敷に疎開滞在し「阿蘇大観図」「菊池史蹟図」などの素晴らしい作品を描いた。終戦後、世の中が落ち着いてくると、再興・復興・新興の都市より鳥瞰図制作の依頼が舞い込むようになり、「昭和の大合併」が行われた昭和20年代後半から30年頃にかけて数百もの作品を描いている。都城市もそのひとつで、市庁舎落成時昭和26年の町並みが詳細に描かれている。ここで紹介する写真は、初三郎工房で記録写真として撮影された当時の町並みの写真群である。一部は印刷パンフレット(裏面観光案内)に使用された。ちなみにこの作品の絹本原画は都城歴史資料館に常設展示されている。写真の内容の判る方、情報求む。


吉田初三郎「都城市鳥瞰図」昭和初26年(昭和初期)

Mi0001■駅前の光景、日通都城支店の看板 Mi0002■繁華街、日向興業銀行都城支店が見える
Mi0003■繁華街風景 Mi0004■大通り風景
Mi0005■繁華街風景 Mi0006■
Mi0007■日向興業銀行都城支店 Mi0008■都城郵便局
Mi0009■特産の箸製造風景 Mi0010■高台より
Mi0011■高台より Mi0012■高台より
Mi0013■はるか霧島連山を望む Mi0014■映画館・金星映劇?
Mi0015■高台より Mi0016■高台より
Mi0017■田園風景 Mi0018■高台より
Mi0019■高台より Mi0020■高台より
Mi0021■高台より Mi0022■
Mi0023■高台より Mi0024■高台より
Mi0025■都城商工会議所 Mi0026■泉ヶ丘高校
Mi0027■鹿児島興銀都城支店 Mi0028■三池

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